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  • 執筆者の写真shiranuka_fan

地域おこし協力隊員 研修風景~宮木農園さんにて育苗~



東京では桜が満開だそうですが、

白糠町も、本格的な春の

到来を迎えています。


地域おこし協力隊員 

西村さんの研修先である

上庶路の宮木農園さんでは、

春の風景の一つ、育苗が進んでいます。


こちらはご主人の宮木節男さん。

奥様の加代子さんと共に、

いつも温かく迎えてくださいます。



ずらりと並ぶ苗、苗、苗。



こちらはネギ。


こちらはナス。

※ちょっと自信ないです。すみません!

違ってたらご指摘ください!



こちらはトマト。



こちらはアスパラです。

繊細でかわいいですね。


苗が入っているこちらの容器、

育苗トレイ(セルトレイ)と

いうんだそうです。



ここに土を入れて、穴をあけたところに

種を植え、ある程度大きくなるまで

育てていきます。



宮木さん、こちらは?

「試験栽培するかぼちゃ。

育ててみてなりがいいか、

病気に強いか、美味しいか、

育てやすいかとか、いろいろチェックして、

OKだったら来年育てるんだよ」


そうなんですね!



かぼちゃ以外にもいろいろな種が…。




こちらも試験栽培用の

超巨大ピーマンです!

でも種はとっても小さいんです。


宮木農園さんでは、

毎年いろいろな種類の作物を

試験栽培しているそうです。


酪農から畑作にシフトして

約45年という宮木農園さん。

今もいろいろな挑戦を

続けているからこそ、

多くの人に愛される美味しい野菜を

継続して栽培することが

できるんですね…!



西村さん、続いて

先に育てていたトマトの苗を、

ポットに移植します。


こちらがポットに移植されたトマトの苗。




まず台の上に土を出し…



塊があれば、手でざっくりほぐします。


そして一つ一つ、手仕事で

セルトレイからポットに

移植します。



種からポットに移植するまで、

トマトで大体1か月ほどかかるとのこと。

ポットでしっかり成長させたら、

今度は土に移植します。



セルトレイで育苗するメリットは、

①苗同士の根が絡まない=限られたスペースで多種の苗を育成できる

②移動できる=発芽直後のデリケートな時期を、管理しやすい環境で育てられる

③発育の良い苗を選んで移植できる=移植後の歩留まりが良くなる


などなど、たくさんあるんだとか。




皆さんこの時期、

育苗作業に追われるそうです。

でも、育苗は一気に行うのではなく、

出荷が途切れないよう、

タイミングを見計らって行うのが

大切なのだそうです。


この辺りも、豊富な経験を持つ農家さんで

研修するからこそ身に着く

大切なノウハウなんですね。




西村さん、今年はどんな作物を

育てたいですか?の質問に、

「ハスカップもそうですが、

スイカやアスパラにもチャレンジする予定です」

と答えてくれました。


そして今回も、奥様から

マチルダ(超美味しいジャガイモ!!)と

ほうれん草をいただきました。


いつもいつもありがとうございます!


休憩中も和やかな雰囲気の宮木農園さん。

素敵な環境で研修を積む西村さんの

チャレンジにも注目しています。



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