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  • 執筆者の写真shiranuka_fan

白糠高校 新商品・新メニュー開発 プロジェクト

白糠高校では

「地元食材を活用した

新商品・新メニュー開発」

の授業を行っています。


こちら経済の授業ではありますが、

地元の魅力を深掘りすることで、

①白糠町に対する愛情を深めてもらう

②地域の経済振興に貢献したい


という思いも

込められているのだそうです。



担当の福田先生と

地域教育コーディネーターの上内先生、

そして生徒さんたちは、

「白糠の魅力を広く伝えたい」

という思いから、

授業で生まれたメニューの

町内飲食店での提供や

商品化を目指しています。


そして、2020年度の授業で

生まれたメニューは、

こちらの5つです。


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◆「白糠のジェノベーゼ風パスタ」遠藤さん考案

白糠産のしそとチーズを使用。

バジルを使用した

“ジェノベーゼソース”

にインスピレーションを得て、

バジルと同じシソ科である

青じそをふんだんに使った

パスタを考案してくれました。



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◆「恋するキャンディ―」加藤さん考案


白糠の特産品

「しそ・ブルーベリー・タコ・つぶ」を、

それぞれ手軽に食べられるキャンディーに。


タコのキャンディー、

ご本人曰く「問題作!」とのことですが、

試食してみると

昔懐かしいカンロ飴を思わせるベースと、

あまじょっぱいタコの珍味が

いい味を醸し出します。


思わぬ美味しさに、

試食会参加者全員驚きました!


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◆「花クレープ」児玉さん考案


フルーツとクリームを挟んだクレープを

花のように盛りつけた、

見た目も味も美味しいクレープを

イメージしています。


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◆「しそ香る鹿カツ・ミルフィーユ」竹田さん考案


白糠でとれた鹿肉を使用。

しそで爽やかな香りを、

粉チーズで油分とコクをプラスし、

タンパク質分解酵素を持つ玉ねぎで

肉の柔らかさもUPしています。


薄切り肉を重ねているため、

歯切れが良く食べやすさも◎。

冷めても柔らかく、美味しい鹿カツです。


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◆「タコのつぶやきピザ」松田さん考案


白糠産のタコ、つぶ、しそ、

チーズがたくさん入った贅沢ピザ。

白糠の海と山の恵みを同時に堪能できます。


美味しいのはもちろんですが、

ワイワイみんなで

手軽に食べられるのも、

ピザならではの魅力ですね。


生地も松田さんのお手製です。

いつもより早く登校して作って、

しっかり寝かせました。

しっとりもちもちの

美味しい生地でした。


※掲載/考案者50音順


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2020年12月14日に第1回試食会が行われ、

参加者(※)からアンケートが寄せられました。


そして、2021年1月25日に開催された

第2回試食会では、

ジェノベーゼ、鹿カツ、ピザの3品が

再度作られることに。


第1回の時に比べて、

第2回は生徒さんの手際や

モチベーションの

向上が強く感じられました。


(※)漆崎シェフ、学校関係者、報道関係者、

教育委員会、役場関係者など



第2回試作会では、遠藤さんのサポートに入ってくれた児玉さん(左)




同じく松田さんのサポートに入ってくれた加藤さん(右)




参加者の方に第2回の感想を伺うと、


「第1回にくらべて見違えました!

前回、結構厳しいアドバイスも書いたけど、

生徒さんたちはそれをきちんと受け止めて、

客観的に考え、行動に移してくれた。

とても素晴らしいと感じています」

(漆崎シェフ)


第1回・第2回とも、

技術サポートまで

してくださった

漆崎シェフ(ありがとうございます!)



「前回より格段に美味しいですね。

課題解決をしているし、

新しい工夫も凝らしている。

短期間にとても成長したと

感じています」

(校長先生)



「非常に雰囲気が

良くなったと感じます。

2回目ということで、

余裕も出てきたのでは。

そしてなにより、

人と人のつながりがあって

こうした企画が実現できて、

本当に素晴らしいと感じます」

(役場経済課Yさん)











私も第1回・第2回と

参加させていただいたのですが、

第2回の試作品は、前回に比べて本当に

おいしく、そして見た目も

素敵に仕上がっていました。


なにより、生徒さんたちの表情が、

ぐんと良くなっているのが

印象的でした。

前よりなんだか楽しそうです☆彡


ちなみにこちらが、

第1回試作会の完成品。

見た目や味、火加減、

食べやすさ、具材のバランスなど、

いろいろ反省点がありました。




こちら、第2回の完成品です!

ボリュームや具材のバランスも

良くなっているうえ、

見た目も素敵になっています。

味もとっても美味しいんですよ!


生徒さんたちに、第1回の試食会と

参加者からのアンケート回答を踏まえて、

今回気を付けた点を伺うと、


◆遠藤さん

「“主役はソース”というアドバイスをもとに、

ベーコンを小さく切り、

全体の一体感を高めました。

トマトのサイズもそれに合わせています」


◆竹田さん

「前回、油の温度が高かったので、

今回は火加減に注意しました」


◆「食べやすくなるように、

前回よりも具材を小さく切りました。

当日は朝早く来て、

ピザ生地もしっかり寝かせました」


と答えてくれました。

漆崎シェフがおっしゃるように、

皆さん、参加者からの

アドバイスをきちんと受け止めて、

行動に移してくれているんですね…!


担当の福田先生は、

「手際も良く、見た目も

キレイになりましたね。

全体を通じて、とても

改善・向上したと感じます」

とコメントをくださいました。


そしてうれしいお知らせです。

実は町内で、

白糠高校考案メニューの提供に

前向きになってくださっている

飲食店があります。


内容や詳細が決まり次第、

町公式SNSやこちらのブログでも

お知らせいたしますので、

引き続きご注目ください。


また、本件にご興味のある

町内飲食店の方がいらっしゃいましたら、

白糠高校 福田先生、地域教育コーディネーター上内先生、

私のいずれかにご連絡ください。

(「ちょっと話を聞いてみたい」もお待ちしています!)


北田連絡先

白糠町役場経済部経済課商工係

01547-2-2171(内線254番・258番)

※地域おこし協力隊員の北田宛までお願い申し上げます。


この素敵な流れが続くよう、

微力ではありますが

今後もお手伝いさせていただきます!


そして、来年度もぜひこの授業を

続けていただきたいと、

心から願っています。


皆さま、引き続き

本プロジェクトならびに

白糠高校を応援いただけますよう、

何卒よろしくお願い申し上げます。


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